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チップ |
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金持ちで嫌味なマイクが映画館に着た。すると客席は満員で座れない。
そこでマイクは、近くにいた案内係に言った。
「君、教えてくれ。関係者の入り口はどこかね?」
「お客様は関係者の方ですか?」
言い終わらないうちに10ドル札を一枚、案内係の口元につけた。
「こちらです」
案内係は、ニヤッと笑って裏の入り口につれて来て言った。
「お客様、こちらが関係者優先席の入り口です」
それを聞いたマイクは、10ドル札を2枚出した。
案内係は、ヒューっと小さく口笛を吹いてドアをあけると中に入り、
暗闇をマイクの手を引き、席のそばにつれていき、小さな声で言った。
「この席の辺りは、監督や女優の関係者です」
マイクは席の前で、案内係に10ドル札3枚渡した。
案内係、小さくガッツポーズをすると、マイクの耳元で言った。
「あなたの横に座っているのは、この映画のヒロインです」
マイクは座りながら、案内係に10ドル札4枚渡した。
案内係は、暗闇でも分かるくらい満面の笑みを浮かべ
マイクの耳元でさらに小さく言った。
「そのヒロインが犯人です」
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スカウト |
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ある高校野球の名門校の監督が、一人の選手をスカウトしてきた。
その学生は入学試験の結果がさっぱりで、受験では不合格だった。
しかし、野球の才能は抜群でなんとしても入学させたかった監督は、
校長に、個別に簡単な問題を口頭で再試験をしてくれないかと頼んだ、
考えた末、許可した校長は、その学生に問題を出した。
「6かける8はいくつですか?」
学生はしばらく考えた末、不安げに言った。
「48、です」
このシーンを見た監督が突如立ち上がり、
校長の前で土下座して言った。
「もう一度やり直させてください」
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雨乞い |
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日照りが続き干ばつで農作物が育たないある村に
必ず雨を降らせるという有名な祈祷師がやってくるということで、
村人のほとんどが、集会所に集まった。
しかし、壇上にあがった祈祷師は、怒りの表情で言った。
「あなた方は、今日なんの集まりか知っているのですか?」
「はい」村の代表が答えた。
「では、聞ききましょう。なぜ、誰も傘を持ってきていないのですか?」
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引越 |
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ある男がペットショップに電話をしてきた。
「明日ゴキブリを三万匹、届けてくれ」
「いったいゴキブリを三万匹も何にするんです?」
驚いた店員が尋ねた。
「明日引っ越すんだけど、契約書に書いてあるんだ。
“入った時と同じ状態で返さなければいけない”って」 |
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