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年忘れ&新春サスペンス劇場「ある女の死」
今回は少し趣向を変えて、ストーリー仕立てでお届けします。(冒頭からタイトルが物騒で失礼)
有名なテストらしいから、過去に見たことある…という人もいるかもね?
ちょっと早いですが、皆様よいお年を。2009年もどうぞよろしく!! |
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まず、次のストーリーをじっくり読んでいただこう。
マンションに一人で暮らしていたテレビタレントの 伊藤マキ
は、男友達が多いので有名であったが、
睡眠薬自殺により23歳の若さで死んでしまった。
彼女は自殺をとげる直前の夜、6人の男女に電話をかけていた。相手や話の内容は次の通りである。
まず、テレビタレントの 山本信吾
(25歳)。マキと彼とは、ついこの間まで同棲していた仲だった。
ところが1週間前、山本が部屋に帰ってみると、マキは、プレイボーイで有名なテレビ局のプロデューサー、色事大助氏
(35歳) と熱烈なラブシーンを演じていた。山本は、二人を殴りつけて出て行った。
そして今日、「もうキミとはこれで最後だ」と彼女に電話をかけてきたのだ。
マキは絶望的になった。睡眠薬を多量に飲み、静かにベッドに入った。ベッドサイドの電話を取り、
山本にもう一度電話して、彼女は言った。
「あなたを本当に愛しています。誤解されたので生きる望みがもうなくなりました。愛のあかしのため自殺します」
だが、この電話の後、彼女は急に死ぬのが怖くなった。そこで、例のプレイボーイの 色事大助
に電話をかけて「すぐに助けにきてほしい」と言った。
ところが、彼は他の女性と情事の最中で、「すぐには駆けつけられない」という返事。
そこで今度は、昔、彼女にプロポーズしてきた 山野三郎
という男が近くに住んでいることを思い出し、電話で救いを求めた。が、山野は「バカにするな」と、それを断ってしまった。
次に彼女は、学生時代の親友で、今はふとしたことで喧嘩して絶交中の 松本明美
に電話をかけた。
しかし、彼女は話を十分聞かないうちに「今さら何よ!」と電話を切ってしまった。
そこで、近所のかかりつけの 医師
に電話したが「ただいま外出中です」という返事。
最後に、彼女はもう一度恋人の山本に電話をかけようとダイヤルを回した。しかし、もうろうとしてきた意識で間違えたのか、交換機のいたずらか、全然知らない人
のところにかかってしまった。
相手は「死にそうだ?助けて?こんな深夜に冗談はやめてくれ」とガチャンと電話を切ってしまった。
こうして彼女はついに意識を失い、そして二度と目をさますことはなかったのである。
さて、伊藤マキが必死で生きようとしたのに死んでしまったのは、一体誰の責任だろうか。
あなたが一番責任があると思う人物を1から順に並べて、 その番号を名前の先頭のフォームに書き入れてほしい。 |
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2番目に伊藤マキ本人を選んだ人 |
恋愛相手によってはコントロールが出来ない不倫型。平素はまじめ、貞淑な人だが、気分がイライラしたり、寂しいことがあると、つい不純な恋にスリルを求めたりする。 |
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2番目に色事大助を選んだ人 |
悪いと知りながら…のズルズル型。もともと不倫願望の強い人で、セックスに対する関心も強く、1日でも異性のことを忘れられない。 |
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2番目に山野三郎を選んだ人 |
不倫危険いっぱい型。妻や恋人がいながら他の異性に手が伸び、頭の中はいつもセックスのことばかり。 |
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2番目に松本明美を選んだ人 |
変則不倫型。あなたが男性なら、女性不信の気持ちが強いかも。女性なら、友情や信頼を大切にするタイプ。同情から恋に進み、友情から不倫へ…と、アブノーマルの世界に進む可能性も。 |
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2番目に医者を選んだ人 |
過去に“医者”にイヤな思いをしたか、知人や信頼していた人に裏切られたというような体験がありそう…。 |
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2番目に見知らぬ人
(客観的に考えると、一番責任のない人物なのだが) を選んだ人 |
潜在不倫、危険型。何か問題が起こった時、独断的になったり、会議で意見を主張するとき自分の意見を無理矢理押し通したりしがちだ。 |
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2番目に山本信吾を選んだ人 |
飽きるのが早い不倫型。不倫関係に入れば、十分に恋をエンジョイする。しかし熱するのも早いが、冷めるのも早い。相手は合わせるのに苦労するかも。 |
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しかし救いようのないストーリーだなー… なんで119番にかけないかな
留守の医者や見知らぬ人はともかく、誰からも見捨てられた悲惨な主人公。どんだけ人望ないんだ… |
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参考:「性格ゲーム 第3集 見えない自分が見えてくる」(著/浅野八郎) ワニ文庫 |
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